2014年3月11日火曜日

3年

3年前の今日、私たちは埼玉に住んでいて、長男は年長、次男は年少とまだ幼く、家の中のあらゆるものが倒れ、床や廊下は割れたガラスだらけ…あんなに「恐い!」と思ったことはなかった。

余震に怯えながら長男の卒園式と入学式に参列したこと。
計画停電の度に次男が恐がって泣いて、暗くて寒い中子供と3人でくっついて過ごしたこと。
あの時のことは絶対に忘れられない。

その後離婚、引越し、再婚、父親の病気…と厳しく忙しい毎日で、心身ともに限界だったけれど、子供たちと一緒に東京に戻り、両親の側で新しい生活を始めてようやく気持ちが前向きになってきた。
「3年」という月日を実感している。

子供は4月でそれぞれ4年生、2年生に進級する。
2人が毎日明るく元気に通学している姿を見る度に救われて励まされる。
失ったものは大きかったけれど、得るものも確かにあるんだ。

また1年、自分は何をすべきか考えながら過ごしていくんだろうな。





2 件のコメント:

  1. 倒れた食器棚が今はここに…
    月日が過ぎるのはあっという間だね。
    ぼんやりできないな。

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  2. そうなの。ボーッとしていられないんだよね。

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